みんみんの事情

アラサー女子の性の備忘録

色白むっちり巨乳

彼氏が初めて私のおっぱいを見た時に鼻の下を伸ばしながら発した言葉が今回のタイトルである。

私のスタイルは決して良くない。遮光器土偶によく似ている。辛うじてウエストはバストとヒップの境目としてのくびれを保っているが、全体的に贅肉が付いている。

そして何と言っても胸がデカすぎる。お尻もデカいがそれ以上である。自分で言うのもどうかと思うが、これは自慢ではなく事実である。小学校中学年から膨らみ始めた胸の成長は止まることを知らず、気づけば現在のバストのサイズはトップ115、アンダー75の堂々のIカップになっていた。

いつものようにベッドの上でだらけていた時である。始まりはいつも何の予兆もない。彼氏が私の背後に座り、両乳を撫で回し始めた。その日はミントグリーンのチェック柄のボタンシャツを着ていたので

「メロン2つぶら下げて生きているようなもんだよね。すげえ。」

彼氏がため息混じりに呟いた。全くその通りだと思う。

おもむろにボタンを途中まで外され、マゼンタ色のブラジャーにきゅうきゅうに包まれたおっぱいが勢いよくはみ出した。赤よりも扇情的でピンクよりも激しいその色のせいで欲情したのか、彼氏はブラジャーの上からおっぱいの中心部分を執拗に擦り始めた。

「乳首がどこにあるか当ててみてよ」

強がって煽るような発言をしてしまったが、布の上からでも伝わる指遣いに反応してしまい、乳首が硬く勃起してしまった。

「今日はみんみんがおっぱいだけでイけるか試してみようかな。」

「やだ。絶対無理だよ。途中で絶対おちんちん欲しくなっちゃう。」

「どんだけ濡れてもお預けだから。」

ドMのはずの彼氏が今日ばかりはSっ気を出してきた。唐突にブラジャーのホックを外され、何物にも束縛されなくなったおっぱいが大きく揺れて解き放たれた。気温と淫らな気持ちのせいで谷間や下乳には汗がうっすらと滲んでいた。揉みしだかれるたびにむわっと匂い立ってくるのが恥ずかしい。

剥き出しになった乳首を彼氏は好き放題に弄る。指全体で粟立つ乳輪を円を描くようにくすぐるように撫でたかと思えば、爪の先で乳首を強めに弾いてくる。そして軽くつまみながら上下左右に動かす。ふわふわのタオルの先端で触れるか触れられないかのギリギリでつつかれたり、冷たい缶ジュースを当てられたりもした。喘ぎ声も愛液も止まらない。ついに強い電流が流れたようなエクスタシーが頭のてっぺんから爪先まで駆け抜け、昇天してしまった。

乳首を刺激されている時に一番、自分は子を産み育てることのできる雌の体を持っているんだなと実感する。生殖を司る肉穴から異性の生殖器を受け入れやすくするための滑りのある体液が分泌されるのは子作りモードになってしまうからなのだろう。痴態を晒して快楽に乱れていても、結局は「性交の目的は子作りである」という保健体育の教科書通りのような意味を見出している私はある意味で実直で貞操観念のある女なのではないのだろうか。

彼氏が私と向かい合うように座り直し、興奮してややピンクに染まったおっぱいにむしゃぶりついた。片方に赤ちゃんのように吸い付き、もう片方のおっぱいを揉みしだく。愛液が尻の割れ目と太ももを伝っているのが感じる。デニムスカートにも染みてしまうのではないかと少し心配になった。

おっぱいを一生懸命吸っている彼氏は不覚にも可愛く見え、不思議と気持ちが安らぎ母性が湧いてきた。彼との間に授かった赤ちゃんに授乳している時にきっとこんな気持ちになるのかな、なんて思ってしまった。

「みんみんの乳輪ってデカくてエロい。自然に皮下脂肪がついて皮膚も伸びてデカくなったんだろうなって感じで好き。」

彼氏も母なる象徴と対峙していると性的な好奇心と同時に母になった私の体に想いを馳せるようだ。

「妊婦になって黒ずんだ乳首も見てみたいな。」

「恥ずかしいよ……」

「赤ちゃんが吸いやすいように伸ばしとくね。」

そう言って乳首を摘んで軽く引っ張る。それに連動するように膣穴がおちんちんを求めてきゅんきゅんとひくつく。また絶頂に達してしまった。

「母乳が出るようになったら僕にも飲ませてね。」

呆れた。黒乳首フェチな上に母乳フェチでもあるのか。

「でも、大人が母乳を飲むと乳糖を消化し切れなくて腹下すらしいから気をつけないと。そんなことで病院に行くのは笑えるよね。」

「知らなかった……そうだよ……そんなことで病院に行かないでね……」

息も絶え絶えで応えるのがやっとだった。

私が2回もイッてしまったからこの戯れも終わりかなと思ったが、彼氏も私の巨乳に溺れているうちにいきり勃ったものをどうしても鎮めてほしくなったらしい。パイズリで抜いてあげることになった。

我慢汁でぬらぬらした亀頭の熱が、蒸れた肉の谷間に伝わる。しっかりと挟み込み、上下にしごき続ける。甘えるようにちょっと上目遣いで彼氏の顔を見つめると、だらしない笑顔で、気持ちいいよ、好きだよ、と繰り返し言い続けてた。

胸の圧迫だけではなかなかイけそうになかったので手を使う反則も犯してしまったが、ちゃんとおっぱいにぶっかけられて終わることができた。

でも最後にどうしても我慢ができなかったので、吸われたお返しに、出した後にまだちょっと白い液が滴っている柔らかくなったおちんちんを優しくちゅうちゅう吸った。