みんみんの事情

アラサー女子の性の備忘録

サキュバスプレイ② 前戯・フェラチオ編

ベッドの上の彼氏は寝たフリをしている。ここからもうイメージプレイは始まっているのだ。

彼の二の腕におっぱいを密着させるように添い寝をし、Tシャツをそっと捲り上げる。唇と唇を重ね合わせる。最初は軽めに、徐々に舌を入れて激しく貪るようにキスをする。そういえば彼氏は私の唇も好きだと言ってくれたことがある。小さめだがちゃんとぽっちゃりして口角が上がっているところが可愛いのだと言っていた。

同時に彼氏の乳首を優しく触る。不思議なもので、男の人の乳首も性感帯になり得るらしい。彼氏はもう既に息が荒くなり、身体をくねらせて快感に耐えている。

キスと乳首責めを一心不乱に行っていたら、衣装が乱れてベビードールからおっぱいがはみ出てしまった。剥き出しになった乳首に布や彼の肌が擦れて思わず喘ぎ声が出そうになるが、私はサキュバス、私が快楽堕ちする姿を見せるわけにはいかないのでグッと堪えた。

下半身を確認してみるとスウェットのズボンに包まれたものがちょっと膨らみ始めていた。

ズボンとパンツを一気に下ろし、ピクピク蠢くそれを一気に頬張った。

いつもは亀頭に軽くキスしてから唇で優しくカリを引っ掛けるように優しく可愛がることから始めるが、今日は悪魔のようにいきなり口の奥まで突っ込む。ディープスロートという技である。喉を絞めたり緩めたりして膣のような動きを再現し、同時にできるだけ舌を波打たせるようにして竿部分を舐め回す。

口の中いっぱいに汗と海の潮の臭いが広がるが、少し臭う方が興奮度が高まる。ディープスロートの難しいところは長時間持続してできないところである。私の小さい口に巨根に近い彼氏の肉棒を咥えていられるのはせいぜい10秒ほどである。窒息しそうになったら口から肉棒を引き抜き、呼吸を整える。そしてまた喉奥まで咥える。それを繰り返す。

涎も止まらないが、涙も出てきそうになる。

5、6回やり終えたところで、彼氏の腰は痙攣したように波打ち、おちんちんはパンパンに張り、バキバキに血管の浮いた赤黒いツチノコのようになっていた。

私は我慢できなくなり、蜜の滴る肉のひだを全開にするように上に跨った。