高級食パンをきっかけに全身リップをされることになった話
先月の話。
とある土曜日の夕方に彼氏から電話がかかってきた。いつもは自分から電話はおろかLINEすらして来ないので何かあったのだろうかと少し不安になり、急いで応答した。彼氏は相変わらずの間伸びした優しい声で
「や、どうでも良い話なんだけどさ、今日たまたま高級食パンを買って食べてみたら、パンの感触とか柔らかさが何となくみんみんの肌やなって思って、微妙に興奮しちゃった。」
拍子抜けしてしまった。何とも平和な話で心底安心したが、恋人の女体に思いを馳せて食パンを食べているなんて。笑ってしまう。
「そんなことで電話してきたの?すけべ。変態。でもきっとそんなにはおいしくないと思うよ。」
「明日会ったら食べてみようかな。やばい。今食べながら勃起してる。心構えしててね。それじゃ。」
こちらに淫らな期待をさせるような言葉だけ放ち、その日の会話は終了した。
事実、私の肌は割と綺麗な方である。インドアな生活、食べ物の好き嫌いの少なさ、汗をかきやすい体質、これらの条件が重なり、やや脂肪は多めではあるものの全体的に白くてすべすべしている。風呂上がり、いつもは顔にしか塗らない化粧水と保湿クリームを身体全体にも薄く伸ばして纏わせた。ついでに乳首にも塗り込んでおいた。
翌日、彼氏が家に来た。昼過ぎまでは特別なことは何もなくベッドの上で寝転んでネットサーフィンやスマホゲームをしていた。それに飽きて微睡みそうになった時、彼氏が背後からワンピースのボタンを開けてきた。あっという間にブラジャーが、お腹が、パンティーが露わにされてしまった。
いつものように敏感なところを愛撫されて挿入されるのだろうなと思っていたが、予想に反して下着を脱がされ、一糸纏わぬ姿にされてしまった。
セックスは大好きだが、まだ日の出てる時間に全裸にされてそれをまじまじと見られるのは恥ずかしくて苦手だ。
彼氏も全裸になっていた。まだ柔らかそうなぱおんぱおんが好奇心旺盛な様子で上下にぴくんぴくんと動いているのが見えた。
仰向けの身体に覆い被さるように、キスをされた。舌がまるでもう一本のおちんちんのように硬さを持ち、私の口内を犯しまくるようなキスだった。欲しがる気持ちが湧いてきて私は彼の舌に吸い付いてしまった。
耳も荒い息遣いを聞かされながら舌で犯された。そして首筋に唇と舌がナメクジのように這い回る。
「シャンプーと汗が混じったにおいがする……食べたい……」
二の腕を指で掴みながら、甘噛みをしてきた。
「どうしたのいつもはこんなことしないのに。汗かいたから臭いよ、恥ずかしい。」
「においはフェロモンだよ。美味しく食べさせてよ。」
そのまま脇まで舐められてしまった情けない声を出してしまった。
それを引き金に理性のブレーキが効かなくなってしまったのか胸の谷間に勢いよく顔全体を埋めて激しく呼吸をしながら横乳から下乳、乳首もしゃぶられ、甘噛みされた。当然、愛液は溢れ出し、感じて痙攣して開脚をした時に膣から糸を引きながら漏れ出しているのが感覚で分かった。
攻められる場所が徐々に下がっていき、お腹と太もももついばまれてしまった。
「お肉いっぱいついてるからやだ、恥ずかしい。」
私の抵抗もお構いなしに彼氏はむちむちの贅肉を鷲掴みにする。
「エロい。抱かれるための身体の柔らかさだ。」
お尻の割れ目がいきなり熱くなった。それと同時に彼氏の息遣いも動きも荒くなる。これ以上無いほどに膨張して赤黒くなった肉棒をみっともない巨尻に挟んで擦り付けているのに気付いた。我慢汁も漏れてきてたらしく、それがちょうど潤滑油のようになって肛門から会陰の部分をいやらしく刺激する。
「みんみんに包まれてイきたい。」
そのまま横向きに寝ていた私の背後から襲いかかり、太ももをこじ開けて挿入してきた。
興奮しているせいかいつもより中に入れられた肉棒も、背中に密着している胴体や腕や絡ませてくる脚も全てが熱を持っていた。真っ赤な触手に囚われて好き勝手に弄ばれているようだった。
引き抜かれた肉棒から出た精液は濃く、大量に、胸の辺りまで飛んできた。左乳首にも真珠粒大の滴が落ちてきた。
それを見た彼氏がひとこと。
「次は練乳かけた苺食べたら勃っちゃうかも」
備忘録(2021/08/17) 体位 「吊り橋」
彼氏の思いつきで、納涼のためにホラー映画を鑑賞することになった。
映画は『リング』。終始明度の低い雰囲気と度々挟まれるビデオ映像の不可解さと禍々しさに二人ともすっかりハマってしまい、ヒィヒィ言いながら互いの体を密着させていた。
ふと彼氏が「そう言えば、怖い気持ちを打ち消すためにはエロいことを考えると良いらしいよ。」と言ってTシャツの上から両乳首をツンツンつついてきた。
私は基本家にいる時はノーブラなので、薄布一枚隔てて生の乳首を触られてる状態である。無骨な指でされていることと布の絶妙な擦れ具合ですぐにビンビンに勃ってしまった。
「…んっ…ん」ちょっとだけ可愛い声を作って呼吸を早くしてみる。この聴覚への訴えかけが彼の興奮度を指数関数的に高めることを私はよく知っている。
彼の指はつつくだけでは飽き足らず、丸く浮いてきた乳首を優しくつまんで転がしはじめた。耳や首筋をねぶるようにもキスをし始めた。膣口が温かくなってきた気がした。
こっちも攻めてやろうと思い、彼のズボンのチャックを下ろし、その穴から指を入れ、更に下着の穴も弄り、やや硬くなりはじめた毛だらけのぱおんぱおんをバルンっと出してあげた。
もう身体は繋がりたいモードに完全に切り替わってしまった。反射的に紅藤色の雄のピラミッドに口付けしてしまう。
私の彼と繋がるルーティーンはまず上の口に挿入させる。上の口には味覚と嗅覚がある。亀頭と竿のつなぎ目部分を特に味わうのが好きである。汗の塩味と酸味、この時はまだお風呂に入って無かったのでアンモニアと潮の香りがより強く感じられて、夢中になって堪能した。また私の意思で動く舌と、歯の少し危険な刺激でぱおんぱおんをより硬く太くさせる。咥えているのが精一杯で少し苦しくなるくらいまで。普段あまり表情豊かでは無い彼が、目をとろんとさせ気味に低く唸るように喘いでいる。この顔を見るために口でまぐわっている。この時点でもう私の下の口はこれ以上無いほどぬるぬるになっている。
彼氏が私を押し、仰向けになった腹からTシャツを捲り上げ、胸をあらわにさせた。そしてはやる気持ちを抑えられないようにズボンとパンツを脱がした。
「もう挿れて、欲しくてたまらない」自らM字に股を露出し、極め付けに二の腕部分で胸を寄せ上げ、手で入り口を広げて見せた。
彼氏はズボンを脱がず、その穴から血管を浮き立たせてそそり立った肉棒を勢いよく挿れてきた。そのまま立ち膝気味の姿勢で両手で私の骨盤あたりをぐっと掴み、激しく動いた。
「欲しがり。アソコからエロい音がする。」彼が吐息交じりに無理やり言葉責めをする。抜き差しするほど膣壁と雁首が擦れて愛液が染み出し、水をかき混ぜているような音が大きくなっていく。
子宮近くまで先端が届いているかのように錯覚するほど力強く突き続けられる。その度に自分の膣の入り口がこの雄の淫棒に拡張されているのでは無いかと感じて更に昂る。この穴が広がったまま形状記憶されるほどに攻めてほしい。
彼氏の息遣いがより激しくなり、射精の前兆を感じとったので、私も負けじと淫乱攻撃体制に入った。
より媚びるような声で、自ら乳を揉み、白く丸い肌の上の赤い乳首がツンと張り出るのを見せつけ、彼の淫らな肉棒を離すまいとするかのようにぎゅっぎゅっとリズムをつけて締め付ける。
彼の顔が歪み、息も絶え絶えに「あ、やばい、出る、出る、う」急いで竿を抜き、陰毛の生え際あたりに熱い白い滾りを勢いよく出した。
ホラー映画を観ていたせいで、まるで『うしろの正面カムイさん』の除霊される幽霊の気分で快楽堕ちした。
初めて彼氏のアソコを目撃したとき
(これからは常体で書く。)
正直に告白するが、二十余年の人生の中でしっかりと男の人のシンボルを見たことがなかった。小さい時に父親とお風呂に入った経験はあるものの、記憶は皆無である。耳年増になり始めたティーンエイジャーの時にインターネットを利用できる環境が与えられたのを良いことに、おピンクな動画や画像を検索しまくったのだが、どれもこれもモザイクがかかっていた。漠然と外形と色味くらいは何となく知れた。あと毛が生えてることも知った。しかし男性器のイデアなるものは自分の認識の中に獲得できないままでいた。
一ヶ月ほど前、初めて彼氏の部屋に連れてってもらった。まだ知り合って日も浅かったので、とりあえず二人並んでソファに座り、適当に雑誌を読んで当たり障りのない雑談をしながらコンビニで買ってきたお菓子とジュースを飲み食いする、ぬるく坦々とした時間を過ごしていた。
おもむろに彼氏がトイレに行ってしまった。私もついでにお菓子をつまんだ手を洗うつもりでトイレ近くの洗面台へ向かった。
全開になったトイレのドア。そこそこの音量で放たれるおしっこ。流れ落ちる方向に視線を逆らっていくと
ルビーチョコレートみたいなピンク色の先っちょ、色白の体に似つかわしくない黒ずんだ肉棒、その棒の生え際から無造作に雄々しく取り巻く黒々とした毛。そして二つの肉の玉。玉というより皮袋と言うべきか。
生のおちんちんである。いや、「ちんちん」なんてあどけない響きのものでは無い。毛の茂みと皮膚の色黒さから「陰茎」と呼ぶのがふさわしい、ヒト科雄の子孫を残すためのものであるように感じた。
「あっ…あ」私が思わず声を出してしまうと、涼しい顔で突っ立っていた彼氏がそのまま何ともなさそうに「くせで締めるの忘れとった、ごめん」とだけ言った。
そのまま用を足してまたソファに戻り、ぬるい時間が再開されたが、もう頭の中はおちんちんのことでいっぱいだった。座っている彼氏のズボンの股間の部分をさりげなくちらちら見るのをやめられなかった。
チャック部分より少し右にあるそれらしき膨らみ。
勃起したらもっと大きく、硬くなるならそれはどんな風になるのだろう。またそうするためには刺激を与えないといけないらしいけど、刺激された時にこの人はどんな顔をするのだろう。
その後にトイレに行ってパンツを下ろしてみたら、クロッチ全体と陰毛を濡らすほどの愛液が出ていた。まさかブツを見ただけで入れられる場所がぬるぬるになって準備万端になってしまうほど淫乱だとは思わなかった。
その日は至ってプラトニックに終了し、湿って冷たくなった布地を股に感じながら帰宅した。
今でも彼氏のおちんちん(ぱおんぱおんと呼んでいる)を想像するだけで愛の泉を湧かせられる。
今回はこの辺で。
自己紹介とアラサーにして初めての恋人ができるまで
こんばんは。
みんみんです。
四半世紀ほど生きて初めての恋人ができました。まだ付き合って二ヶ月ほどしか経っていませんが、異性に本能的に求められて愛される悦びを知ってしまい、この思い出をいつまでも忘れないようにする目的でこのブログを始めます。単刀直入に言って卑猥な内容のものとなっています。ご了承ください。
自己紹介ですが、何から話しましょう。
1990年代後半にとある地方都市に生まれ、真面目さだけが取り柄の学生生活をずっと送ってきました。また、読書や映画鑑賞、イラストを描くことなどの自分の世界に没頭する趣味を持っていたこともあり、交友関係も活発な方ではなく、恋愛など一生に一度できるかどうかもわからないなと自信を喪失していました。
異性に関しては、皆んなが好きになるような明らかに見た目の良い人やハイスペックな人は畏れ多くて一周回って恋愛対象外になってしまうほど拗らせていました。現実的に考えてみて、オタク趣味の根暗なモテそうにない男の人とならひょっとしたら……と考えたこともありました。
四年制大学の文学部に入学し、卒業後は高校の教員として働いていました。しかし、やりがいもある分、身体的・精神的なストレスも多い仕事……せっかく勉強して就くことができた職業なのだから頑張らなければ……と自分を奮い立たせていたのですが、適応障害を発症し、3年目である今年に退職をしました。
失業給付金を受給しつつ、将来への不安から逃れるように捨て鉢気味に。そして何故かいきなり大学時代の友人の
「陰キャ男と付き合いたいなら私の地元の北陸に行けよ。そんな男ばっかりだから。あとみんな色白くて高身長だよ。」
この発言を思い出し、衝動的に北陸の某県に旅行へ行きました。
彼氏との馴れ初めですが……
一通り名所を巡って適当に地元のイオンのフードコートでラーメンを食べていると……
「すみません。どうしても座るところなくて、相席していいですか。」
ラーメンのお盆を持ってぬぼっと立つ、メガネの大人しそうな若いお兄さん。
このご時世に相席ってどうなのかなとも思ったのですが、別に会話して飛沫が飛ぶことも無いだろうし、困っている人に冷たくはできなかったので了承。
そこから何故か色々聞いてくるお兄さん。見た目に反してだいぶお喋りな人だなと思ったけれども、成人男性にしては声が高くて方言のせいか柔らかく話しているように聞こえたので、あまり怯えることなくコミュニケーションが取れました。
会話を重ねる内に、同い年であること、彼が仕事の異動で私の住んでいる都市の近くに来る予定のこと、好きな漫画がいくつか一致してたことなどが判明し、気づけば2時間以上も話していました。
キリの良さそうなところで私が去ろうとするとLINEを交換して欲しいと言われ、次の目的地まで一緒に行くことにもなりました。
旅行が終わった後も一日に一、二通ずつという、まるで文通かのようなテンポでLINEをやり取りし続け、彼が異動で引っ越ししてきた直後に会った際に告白され、今に至ります。
こんな感じですかね。
今回はこのへんで。